INTRODUCTION

観始めたら止まらない面白さ、こみ上げてくる感動…すべてが一級品の満足度保障月ドラマ!!
キム・ナムジュ、チョン・ジュノ、パク・シフ、幅広い演技に定評のある実力派キャストが勢ぞろい!!

本作の面白さは、俳優たちの安定した演技力に支えられている。『ラスト・スキャンダル』ではイケメンだがコミカルな役どころを、『IRIS〔アイリス〕』では一転してシリアスな役どころで繊細な心理描写を演じきったチョン・ジュノは、この双方の要素を前半と後半で演じわけ、ジュンスというキャラクターの変化と成長を体現。無能で妻に頭が上がらない夫の悲哀から、家族のために自分を犠牲にする情愛まで、ジュンスの人間的深さをメリハリのある演技で見せている。前作『僕の妻はスーパーウーマン』でリアルな“おばさん演技”で視聴者から高い支持を受けたキム・ナムジュは、本作でもその健在ぶりを示した。夫役のチョン・ジュノや上司役のパク・シフとも絶妙のコンビネーションを見せ、ジュノとは役名から「鳳(ポン)凰(ファン)カップル」、シフとは劇中のセリフから「甲乙カップル」と呼ばれるほどの人気を得た。そして、何より視聴者から熱い愛を受けたのは、礼儀知らずな御曹司のヨンシクを演じたパク・シフだ。直向きに頑張るおばさんヒロインを放っておけず、手を差し伸べてしまうナイトぶりから、実母との関係による切ない内面の表現まで、幅広い表情を見せ、ヨンシク=シフにハマる視聴者が続出。「ヨンシク病」という造語が生まれる現象まで起こり、「視聴率上昇最大の要因はパク・シフにあり」と評されたほど。チョン・ジュノとパク・シフがそれぞれ違った男の魅力でドラマを盛り上げる相乗効果を上げている。さらに、都会的で清楚なイメージを持つチェ・ジョンアンは、ヒロインを蹴落とす悪女役に挑み、イメージを一新。いい意味での裏切りが、物語に面白みを加えている。

次はどうなる!?  逆転とすれ違いの連続でテンポ良く展開される秀逸なシナリオ!

「人生は何度かの死と何度かの復活の連続だ」とは、ロマン・ロランによる小説『ジャン・クリストフ』の中の言葉だ。本作の企画意図を表すとして挙げられたこの言葉は、言い得て妙である。高額所得のキャリア・ウーマンが部下に寝首をかかれ、平凡な専業主婦へ方向転換、さらに再び復職し形勢の逆転を図る。軍隊時代にいじめ抜いた後輩が、会社では上司になり、頭を下げるはめになる。そんな主人公たちの逆転に次ぐ逆転の人生を小気味よく描き、見ている者を痛快な気分にさせるストーリー展開が鮮やかだ。リストラの危機にある会社員たちという、ごく身近な素材を物語の軸にし、多くの人の共感を誘うエピソードが随所に織り込まれている点も秀逸。特に、職場における役職間の微妙な心理戦、生き残るための様々なサバイバルなどは、コミカルでありながらもサラリーマンの“リアル”が浮き彫りにされており、ドキリとしたり、ジンと胸に響いたりする。もちろん、主婦ヒロインが年下の財閥御曹司から情熱的な愛を受けるという切なくロマンティックなラブストーリーも大きな見どころだ。昨今流行のティーン・ドラマとが一線を画する、“大人の”慈悲に満ちた愛の物語は、『僕の妻はスーパーウーマン』『彼女がラブ・ハンター』という30代女性を主人公にした作品でヒットを連打した脚本家パク・ジウンならではで、たびたび涙を誘うに違いない。様々な要素が盛り込まれながらも、「逆転の美学」という一貫したテーマが根底にあるため物語がぶれることがなく、最後まで見届けたくなる、地に足が着いた作品である。

MBC演技大賞を総なめにした役者達の快演!

日本でも高い人気を集めた『華麗なる遺産』『ラスト・スキャンダル』の系譜を次ぐ韓国話題の最新ドラマ、それが『逆転の女王』だ。しっかり者で頑張り屋のヒロインがどん底から人生を“逆転”させていくハッピーエンドのラブコメディという前述2作に通じるヒット作の定形を用いつつ、キム・ナムジュ(『僕の妻はスーパーウーマン』)、チョン・ジュノ(『IRIS〔アイリス〕』)、パク・シフ(『家門の栄光』)といった演技力に定評のある俳優たちを主演に据えて、人間ドラマの部分にも厚みを持たせた快作になっている。そのため着実に視聴率を伸ばし、チョン・ウソン主演の大作『アテナ:戦争の女神』を抜いて、同時間枠の視聴率1位を獲得。再放送でも高い視聴率を保ち、当初20話を予定されていたが、11話延長し全31話となるほどの人気を呼んだ。特に俳優たちの熱演ぶりへの評価は高く、ヒロインを演じたキム・ナムジュは2010年のMBC演技大賞で最高の賞である「演技大賞」を受賞。さらに、ヒロインの夫を演じたチョン・ジュノは「最優秀演技賞」と「キャラクター賞」を、ヒロインに惹かれていくもう1人の男性主人公を演じたパク・シフが「優秀賞」、他にもチェ・ジョンアンが「特別賞」、ハ・ユミとパク・ジョンスが「黄金の演技賞」と、主演全員と脇のキーパーソンを演じた俳優たちが賞を総なめするという快挙を成した。

全ての脇役1人1人に物語がある!主演を際立たせる絶妙なキャスト陣!!

主人公たちの“逆転”劇に加え、個性的な脇役たちによるサイドストーリーも見どころだ。特に、「特別企画室」に送り込まれたリストラ待機組の人々の物語には胸打たれるものが。それぞれの事情を抱えて会社にしがみつく人々のドラマは、他人事とは思えないリアルさがある。特に、癌宣告を受け、家族に財産を残すため労災を受けようと会社に残留するモク部長の物語には涙させられること必至だ。『コーヒープリンス1号店』などで知られる名脇役キム・チャンワンが、モク部長の人生の悲哀を時に笑いを誘いながら見せ、物語に妙味となっている。そんなモク部長を筆頭に、掃きだめのような「特別企画室」の人々が互いの事情を知り、徐々に絆を結んでいく姿は感動ものだ。一方で、出世のために温かな人間関係を築くことなく生きてきたハン常務が抱える寂しさなど、キャリア組の背景にも興味深いドラマがある。『カインとアベル』で心ある女医を演じた演技派ハ・ユミが、冷徹なハン常務を圧倒的存在感で見せ、強い印象を残しているのにも注目だ。また、ヨンシクの秘書カンウの、部下なのにヨンシクの言いたい事を言うというコミカルなキャラクターをイム・ジギュが演じ、ドラマにスパイスを加えている。主人公たちの両親の物語も含め、夫婦や家族の愛、仕事と人生など、様々なことを考えさせられる群像劇としても見応え十分だ。